鹿山は、朝からずっと冷たい雨。
朝からストーブを炊いている。
テラスの屋根は破れているので、テーブルは濡れている。
ぼちぼち出かけようとしていたら、突然妹夫婦(アラカン、アラフィフ)がやってきた!
明日くると思っていたら今日来た!
出かけてなくて、良かった!
妹夫婦は、3年前にアーリーリタイアし、好きに暮らしながら、今月から長野県内の「クラインガルデン」と東京との二拠点生活を始めたばかり。
クラインガルデンは、農地の小さな小屋のこと。畑の隅にある小屋は、ロフト付きのリビングダイニングの間取りで、普通に生活できる。
ただし、たしか、こんなの。
・住民票は移せない
・月に◯◯日以上はそこで暮らす
・仲間たちにお互い様の様なことをする(留守中の水やりとか?)
・毎年契約で5年までいられる
・できればその後、その自治体に移住
・一年で賃料が50万円ほど。光熱費は自己負担。
このクラインガルデン、倍率が高い。
ただ、倍率とは抽選ではなく、言わば論文!
今いる東京と長野県◯◯市との二拠点生活で何をしたいかをアピールする。
都内で畑を借りて野菜作りが楽しいこと、山が好きなこと、やりたいボランティア等、熱く語ったらしい。しかも手書きで。
自治体も移住者が増えることを狙っている。
その小屋が薪ストーブ付きなので、我が家の山荘で使わない薪を取りにきた。
義父がいつ用意したか分からない薪があり、我々が使えると良いけど、昨年薪ストーブ屋さんに見に来ていただいたら、煙突が危険とのこと。恐らく業者に設置してもらったとは思うが、怪しい。煙突パーツがたくさんある。
夫は、結婚してから鹿山にはあまり来ていず、薪ストーブは使ったことがない。いつのまにかあったらしい。
私も山荘があることは知っていたが、昨年来てみて「何故、ほんとうに招待されなかったか」がよくわかった。
嫁とはいえ、他人(女子)が寝泊まりできる様子ではない。
義父の趣味の山荘。モノが溢れている。家具も本も。驚くのが食器棚が5つ。。
神奈川の家の荷物がたくさんになり、こちらに移し、それでもたくさんで、敷地にもう一棟建ててある。
薪ストーブもそれぞれにあるが、新館は使った形跡はない。
新館の煙突は、傾斜が強い屋根が近く、あり得ない危険さらしく、正しく使うには、ほとんどやり直し。
残念ながら撤去。連休中、友達に手伝ってもらう予定。
心配した薪は、妹の小屋でちゃんと燃えたらしく良かった。
しかし、妹夫婦は無職でどうして暮らしていけているのやら。
母も好きな株をやっているのは知っているが、それほど熱心ではなさそう。
貯金を切り崩しているというが、ほんとうなのか?
羨ましい。。
アーリーリタイアにはとても憧れるが、55歳から年金もらえる65歳までの間、どうする?
#八ヶ岳西麓